November 14, 2012
food
最近読んだこの本は、料理家の高山なおみさんのサナギのようなころのエッセイで、久しぶりに読み終わるのがもったいないという気持ちになった。
書かれているのは日頃の何てことのない出来事なのだけれど、ひとつひとつのことはすべて彼女が選んだことで、らしさみたいなのが漂っていて、私は彼女に会ったことも見たこともないのに、あぁそうだよね。なんて思えてしまうようなそんな本だった。
この本ももちろんそうだけれど、最近食べるコト、モノについてよく考える。
何でもいいし何でもおいしいと言えばそうなのだけれど、食べることは生きることだからせっかくなら大切に生きたい。
それは高級なこだわりのある物を食べるとかではなく、自分で選んだモノを自分らしく食べたいというか、この本を読んだらよけいにそう思った。
あの時あれ食べたね。とか、その時の気持ちまで一緒に思い出せるような、できるだけこれからの人生をそんな風に生きたいと思った。
これは最近食べたおいしいモノ。
「春菊とザクロとチーズのサラダ」
この日も楽しかったな。